Hephaestus
ウッディ調
トップノート: 灯油 (ケロシン)、ブラックペッパー、サフラン
ミドルノート: インセンス (香)、ガイアックウッド (癒創木)、クローブ
ラストノート: ラブダナム、アンバー、サンダルウッド、パチュリ (廣藿香)
商品説明:
火の神のために香水を創作するなら、私はただ軽く炎で片付けたくはなかった。私が描きたいのは、炎が消えたあともなお暗赤色を保ち続ける、あの溶鉱炉である。
Hephaestus は、おそらくオリポスの神々の中で最も神らしくない神の一柱であろう。ほかの神々が天空、海原、戦場に立つなか、彼は地下に留まる。彼を伴うのは白亜の大理石ではなく、煤煙、金床、そして決して洗い落とせない一双の手である。だからこそ「永燃爐火」は灯油から始まる。これこそが、Hephaestus が私を強く惹きつける理由なのだ。
彼はかつてオリポスから投げ落とされ、嘲笑され、軽視された。しかし最終的に、神々が手にする武器、鎧、そして神器の数々は、すべて彼の溶鉱炉から一つひとつ生み出されたのである。彼は世界に自らを認めさせることを求めず、ただ金床の前に戻り、もう一撃を打ち鳴らすのみ。
HEPHAESTUS:永燃爐火
ある種の火は破壊のために燃え、
だが彼の火は、創造のために燃える。
ICP — Imagine Creating Perfume
もし物語を香りで見ることができるなら、それはどんな匂いだろう? おそらく、雨上がりの街の湿った石壁、 絵画の中に描かれなかった風、 音楽が終わったあとも空気に残り続ける余韻、 あるいは、何年も経ってからふと思い出される記憶。 そんな保存することのできない瞬間たちが、 ICPの創作の始まりとなった。
私たちは想像力を核としたパフュームハウスであり、 まるで旅する作家のように、 都市、アート、カルチャー、音楽、建築、文学の間を歩きながら、 道中で出会った物語や感情を持ち帰り、 香りでふたたび綴っていく。
だからこそ、私たちは滅多にこう尋ねない。 「この香水はどんな匂いで、どんな香料が使われているのか?」 むしろ、私たちが知りたいのはこうだ。 「それはあなたに何を思い起こさせるか?」
なぜなら私たちは信じているから。 ひとつの香水を真に完成させるのは、 調香師だけではなく、 ふとそれを嗅いだ人でもあると。 同じ香水であっても、 ある人は一度も行ったことのない街の景色を嗅ぎ取り、 ある人はずっと会っていなかった人を思い出し、 またある人はその中に、もう一人の自分を見出す。
こうして香水はただの香水ではなくなり、 物語を持ち始める。
ICPをひとつの場所に例えるなら、 私たちはそれを香りの図書館のようにしたい。 どの香水も、開かれるのを待っているひと冊の本である。 旅について書かれたものもあれば、 神話を収めたものもあり、 絵画や音楽、歴史から生まれたものもあれば、 私たち自身ですら言葉にするのが難しい感情を記録したものもある。 私たちがしていることは、 ただ香りで最初のページを書き下ろすことだけ。 残りの物語は、 あなたの想像力に完成を委ねる。
これからもICPは、異なる国や文化の間を歩み続け、 感じ、探求し、自分たちだけの香りの足跡を残していくだけ。 世界にはまだ、 香りで嗅ぎ取られていない物語があまりにもたくさんあるから。
香水は、想像力によってより完全なものとなる。
すべての地域からご購入いただけます