04|鎮煞歸心(厄を鎮め、心に帰る) トップノート: 雄黄 (リアルガー)、花椒 ミドルノート: ローズ (薔薇)、タイガースムスク (虎麝香) ラストノート: インセンス (香)、香灰 (お香の灰) 歸心(心に帰る) 外の世界で長く駆け回った後、人はいつも、自分を安心させてくれる場所へ帰りたくなるものです。 「鎮煞歸心」は、東洋の信仰における守護のイメージからインスピレーションを得ました。 それが守るのは外的な平安だけではなく、混乱を経験した後に、人が自らの心を守り抜く力です。 「鎮煞(厄を鎮める)」とは、未知への恐怖ではなく、世界と向き合うための強さのこと。 世の中が常に順調であることを願うのではなく、外の世界がどう変わろうとも、自分の居場所を見失わないこと。 心に守るべきものがあるとき、帰る場所もまた生まれる。「歸心」とは、数々の人生の万象を歩んだ後も、自分がどこへ帰るべきかを知っているということなのです。
人間萬象|香りのなかの人間模様 すべての物事には、帰るべき場所がある。 神に捧げるために香を焚く人もいれば、心を静めるために焚く人もいる。 私たちが「人間萬象(レンジェンワンシャン)」で語りたいのは、神仏のことだけではない。私たち誰もが経験したことのある、あの人生の瞬間についてだ。 忘れられない過去、出会った人々、一人で過ごす内省の時、そして最後に自分自身と和解し、心に帰るその瞬間。 「人間萬象」は、東洋の文化、信仰のイメージ、そして人間が抱く感情からインスピレーションを得て創り出されたフレグランスブランドです。 ブランド創設者であり調香師であるTenは、仏具店という環境で幼少期を過ごしました。香火、白檀、香灰、そして様々な匂いが、彼にとって世界と触れ合う最初の入り口でした。 後に香水と調香の世界へ足を踏み入れた彼は、幼い頃から寄り添ってきたそれらの匂いを、別の言語で理解しようと試みました。 そうして神仏は、単なる遠い信仰の対象ではなく、人の心を映し出す鏡となりました。 《人間萬象》シリーズは、ここから始まりました。 これは「神仏」のための香水ではありません。 これは「人間」についての旅路です。 人生の四つの状態を、四つの香りに書き留めました。 放下|相遇|明心|歸心
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